
W211のヘッドライトの劣化が気になるとのことで、
ヘッドライトクリーニングとプロテクションフィルム施工のご依頼です。
写真のように、すごく劣化しているという状態ではありませんでしたが、
やはり表面の曇りはある状態です。
ヘッドライトを点灯させた時に見られる細かなクラック(ひび割れ)も出来る限り除去して欲しいとの事でしたので、状態を確認しながら、今回は360#のペーパーからサンディングしていきます。
360#→600#→800#→1000#→1500#→2000#→3000#と粗目から細目と徐々に番手を上げていき、7種類のペーパーにてサンディング作業を行いました。
左側の写真は360#で研いだ状態で、右側は最終の3000#が終わった状態となります。
サンディング作業後は、表面をクリアに仕上げるため、コンパウンド、バフを変更しながら、
3工程の磨きを行い表面が透明になるまで磨いていきます。
3工程の磨きによって透明感が復元し、新品のようなヘッドライトに生まれ変わりました!
しかし、このままの状態ですと紫外線などによって、また劣化してきてしまうので、
コーティングをするかプロテクションフィルムを貼るかなど保護をしなければなりません。
コーティングの方がお安く仕上がりますが、耐久性は圧倒的にプロテクションフィルムとなります。
お客様の保管状態を聞くと野外保管とのことでしたので、
プロテクションフィルムを施工する方をお勧めさせていただきました。
プロテクションフィルムを貼る場合、車種ごとのヘッドライトの形状にカットされているフィルムを貼る「プレカット方式」と、大きめにフィルムを貼って後からライトの形状に合わせてフィルムをカットする「バルク方式」がありますが、今回はバルク方式にて貼りました。
バルク方式はライトの周りギリギリまで貼れるという利点がありますが、
余分なフィルムをカットする時にカッターを使用しますので、
ハーフカットという技術が必要になります。
ハーフカットとは、フィルムの厚さの半分だけカッターで切れ目を入れる作業ですので、
切れ目が浅すぎるとフィルムがカットできませんし、深すぎるとヘッドライトにカッター傷が入ってしまいますので、とても慎重におこなわなければいけません。
今回は透明なプロテクションフィルムを貼ったので、見た目はプロテクションフィルムが貼られていることは全くわかりません。
透明なプロテクションフィルムの他に濃さの違うスモークタイプもありますので、
どのタイプのプロテクションフィルムを貼るかは好みとなります。
プロテクションフィルムは野外保管でも数年の耐久性がありますが、永久的ではありません。
フィルムの特性上、数年すると黄ばみが発生したり、フィルムのふちに汚れが付着する事がありますが、そのような状態になったら貼り直すことが可能です。
貼り直す際、剥がしてもヘッドライト表面は綺麗な状態を維持されていますので、
ヘッドライトコーティングの再施工とは違い、また磨く必要性はありません。
その分、クリーニング代が必要ないのも利点となります。
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